納豆の話 パート② ~深掘り編~

どうも

イカゲソことゲソです。

前に納豆の話を記事に上げましたが、ナットウキナーゼやビタミンK2等がどういう働きをして効果が期待できるのか詳しく書いていけたらと思います。

興味あれば最後まで読んでいただけるとありがたいです。

早速書いていきます(^^)/

 

f:id:green-tea34:20210525212217p:plain

納豆菌

先ずは納得を作り出す納豆菌の説明していきます。

納豆菌はわらや枯草、土の中などにいるバチルス・ナットウという枯草金という微生物の一種でどこにでもいる菌です。

大豆と納豆菌が一緒になって発酵する過程で、ポリアミンやビタミン等両者の持つ健康成分を増やしたり、「ビタミンK2」「ナットウキナーゼ」といった新たな健康成分を生み出しています。また納豆菌そのものにも免疫力を高めてくれたり、抗がん作用や、腸内環境を整えてくれることが分かっています。

ナットウキナーゼ

ナットウキナーゼは納豆酵素タンパク質の一種です。血栓の主成分であるフィブリンに直接働きかけて、溶解する作用と、体内の血栓溶解酵素であるウロキナーゼの前駆体であるプロウロキナーゼを活性化する作用があります。また血栓溶解酵素であるプラスミンを作り出す機能を増大させる働きもあり、要するに血栓予防作用があります。

ビタミンK2

ビタミンKには血液凝固を促進する因子と血液凝固を抑制する因子両方活性化する働きがあり、正常な血液凝固には欠かせない栄養素です。

因みにびたみんKには野菜や海藻などに含まれるビタミンK1と微生物が産生するK2があります。

また、血中のビタミンK2濃度と納豆摂取量には相関がみられ、股関節骨折率と逆相関が

あるらしいです。

要はビタミンK2の血中濃度が高いほど股関節骨折が起きにくいので、予防になります。

ポリグルタミン酸

納豆のネバネバの主成分です。多くの発酵食品の中でも納豆に多く存在し血糖値制御に関係しています。

なので、食後の血糖値上昇やインスリンの過剰な分泌を抑える働きがあります。

また、老廃物の排出を促進する働きや、肌の保湿機能の高める効果もあります。

ポリアミン

ポリアミンは遺伝に作用して体内の炎症を抑制する働きがあり、アンチエイジング生活習慣病の予防に役立つと考えられています。

ポリアミンは体内でアミノ酸の一種であるアルギニンから合成される物質ですが、加齢と共に合成される量は低下していきます。しかし、食品からとることで補うことが出来ると分かっています。

大豆イソフラボン

納豆の発酵により腸から吸収しやすいイソフラボンの形(アグリコン型)に変化します。アグリコンイソフラボン(ゲニステイン)は女性ホルモン(エストロゲン)の化学構造式とよく似た働きがあり、代替物質として働きます。

ホルモンバランスを整え更年期症状の改善効果があることが分かっています。

また、免疫力を増加してくれ、がん細胞の増殖を抑えてくれたり、放射線治療による免疫低下を防ぐ働きがあると言われてます。

 

ざくっと一部の効果をピックアップしてみました。

納豆と組み合わせでさらに効果が期待できることもあります。

奥深って思いました!!

 

じゃ

またね~

 

 

参考

健康効果を徹底解説!納豆の栄養と健康効果について | まごころ弁当

納豆の健康効果 | おかめ「納豆サイエンスラボ」

 「納豆の発酵による機能性」ポリグルタミン酸/全国納豆協同組合連合会 納豆PRセンター